年度一覧— YEARS
点灯している年が公開済みです。順次追加していきます。
- 公開済み
- 準備中
更新履歴— UPDATES
- 1968〜1977年の年間ランキングを公開しました(この10年は年間ランキングのみ)。
- 1966年を公開、年間ランキング(1966年)を追加しました。
- 1967年を公開、年間ランキング(1965年・1967年)を追加しました。
- 1965年(昭和40年)のランキング52週分を公開しました。
- 音故知新を開設しました。
プロフィール— PROFILE
ヒットチャートと、六十年
1965年生まれ、会社を定年退職したのを機に、これまで生涯の趣味として作成を続けてきた歌謡曲(J-POP)のヒットチャートを公開しようと思い立ちました。
そもそも、私がヒットチャートに興味を持ったのは、小学校卒業を間近に控えた1977年12月のことでした。翌年の1月から、伝説の名番組「ザ・ベストテン」が放送開始されたのですが、その番宣として、12月にプレ番組(タイトル忘れました)が放送されました。番組では、本番でも司会を務めることとなる久米宏と黒柳徹子が出演し、1977年の年間ランキングなどを発表していました。この番組をたまたま見ていた私は、10位からカウントダウン形式で発表されるランキングに一瞬にして虜となり、翌年から始まった第1回の本放送から、高校を卒業した1984年の3月まで、1回も欠かさずに木曜日の夜9時にテレビにかじりついていました。さすがに大学生になって上京すると、コンパや合宿などで毎週という訳にはいかなくなったのに加え、1985年に久米宏が降板したこともあり、ザ・ベストテンを見る回数は減っていきましたが、その代わりに書店で「オリコンウィークリー」と出会ったことで、私のチャート熱は、衰退するどころかさらに拍車がかかりました。
オリコンと出会った私は、早速国会図書館や当時目黒にあったヤマハの音楽資料館などに入り浸り、ほどなく1968年の創刊当時からのランキングデータを揃えることが出来ました。
そうなると欲は増すもので、「自分の生まれた年からのランキングを見てみたい」という欲求が生じたものの、コンフィデンス創刊以前のデータはどうしても見つけられませんでした。ただ、大学生で時間だけは湯水のようにあった私は、「ならば自分で作れば良いのだ」と思い立ちました。
とは言え、当時はインターネットなどない時代、図書館や古本屋を駆けずり回った結果、古本屋で見つけた「ミュージックマンスリー」と、国会図書館でマイクロフィルムと格闘して見つけ出した大手新聞各紙の片隅に掲載されていた有名レコード店の売上ランキング、および平凡・明星などの芸能誌に掲載されていた流行歌の人気投票などを基に、チャートを作り始めました。しかし、基となるランキングデータは全て月間のものであり、週間チャートを欲していた私は、発売日や当時の芸能記事などを基に、月間ランキングを無理やり週毎に分解し、完全我流のチャートを作成しました。従って、正確性はほぼありませんが、当時を偲ぶには十分な、何となくそれらしいものが出来上がったかなと思っています。
ここでは、まずはコンフィデンス創刊前の1965年から1967年までの3年間のチャートを公開し、その後も順次公開していく予定です。
なお、これらのチャートデータは、あくまで個人の趣味の範囲で作成したものであることをご理解の上、ご覧ください。
このサイトについて— ABOUT
当チャートのポリシー
「ポリシー」などと大上段に構えて言うほどのものではありませんが、そもそも私がこのチャートを作成した目的は、「時代を超えて同じ物差しでヒット規模を測ること」です。
日本においては、長い間、ヒット規模≒レコード売上枚数でした。コンフィデンス創刊以前はその数値もレコード会社によってマチマチだったようですが、コンフィデンス創刊以降は、実店舗での推定販売枚数が売上枚数となり、数値も明確なものとなったことにより、誰が見てもヒット規模をわかりやすく比較できる指標として、長く重宝されてきました。
その後、昭和末期にシングルレコードに代わって登場したシングルCDは、価格自体はレコードより値上がりしたものの、その手軽さと折からのカラオケブームも相まって、瞬く間にその売上枚数を伸ばしました。個人的には、この頃からヒット規模と肌で感じるヒット曲の感覚が段々とミスマッチになってきた感じがします。シングルCD全盛期の100万枚のヒット規模は、昭和であれば30万枚程度の曲と肌感覚では同じような感じがしたものです。
ただ、当チャートは元々1965年から1967年のチャートが得点制だったことから、その後も引き続き得点制を採用していたため、この感覚のズレは修正できるのではないかと密かに期待していたところ、シングルCDの得点が低くなり過ぎてしまうという逆転現象が生じました。例えば、週間10位の曲を例に挙げると、売上枚数ではアナログ時代は概ね1.5~2.5万枚の範囲に収まっていたものが、シングルCD全盛期には5万枚以上の週が過半を占めるなど、週単位で2~3倍程度の開きが生じていましたが、得点制では10位ならば一律20点などとしていたため、シングルCDの得点が相対的に低くなってしまったのです。しかし、前にも書いた通り、これはある程度は想定の範囲内で、むしろ肌感覚のヒット規模に近づくのではないかと思っていたのですが、結果は当初の思惑以上に差が開いてしまい、歴代ランキングにすると、昭和時代のヒット曲が上位にズラリと並び、売上枚数ではこれらを遙かに凌駕する平成のヒット曲が上位に殆ど入って来ないという事態になってしまいました。これにはさすがに不自然さを感じ、後になって売上枚数に応じたボーナス得点を設けるなどして、ヒット規模の調整を図らざるを得ませんでした。
さらに、2000年代にデジタルダウンロードが若年層を中心に浸透すると、今度はシングルCDの売上枚数がごく一部のアーティストを除いて激減していきました。この頃になると、楽曲そのものを楽しみたい人たちは手軽で安価なデジタルダウンロードに移行し、シングルCDは楽曲そのものよりもジャケットや付録の握手券などを求めるファンによって買われる傾向が強くなっていきました。そうなると、もうヒット規模を売上枚数のみで比較することは殆ど意味を成さなくなりましたが、私がこのことに気づいたのは、AKB48が全盛となった頃であり、既にデジタルダウンロードがピークを過ぎた頃でした。
ただ、折しも2008年からビルボードジャパンHot100がスタートし、過去のデータもインターネットで手軽に閲覧可能だったことから、私は遅ればせながらこのチャートを参考としつつ、新しいオリジナルチャートの構成を模索していましたが、さらに時代が進み、2010年代も半ばになり、本格的なサブスク時代に突入すると、これまで以上にヒット規模の把握は困難となっていきました。
シングルレコードやシングルCD、またデジタルダウンロードにしても、ヒット規模を測る指標はいずれも「所有」でしたが、ストリーミングではそれが「接触」となり、根本的な物差しが違うものとなってしまいました。
「所有」では購入時に1回のみヒット規模がカウントされていたので、その後に何十回、何百回その曲を再生しようがヒット規模には反映されませんでした。それに対し「接触」では再生するたびに1回ずつカウントされるため、特定のヒット曲が長い間、ランキング上位に留まるチャートが常態化することになりました。ロングヒットは、大ヒット曲の証であり、長期間上位に留まることはチャートマニアとしてはむしろ歓迎すべきことなのですが、それにしても長期間過ぎる曲が最近目立つようになっていることで、これまで長年に亘って維持されてきた所有前提のヒット規模感覚との乖離が目立つようになってきました。
同時に、例えばストリーミングにおける「1億回再生」が、CDの売上枚数では何万枚と同程度なのが、これを測ることがそもそも不可能に近い、と言うか世間的には「意味のない」ことになってしまいました。
しかし、「時代を超えて同じ物差しでヒット規模を測ること」が目的の当チャートは、それでは困るので、一旦はこれまでと同じ得点制でストリーミング要素を加味してチャートを作成しましたが、その結果、2010年代後半以降の曲が軒並み歴代上位を占めるという結果になりました。2010年代前半までの曲は、ベスト20圏内に30週以上留まる曲はごくまれで、全般的に息の長い傾向にある演歌や、一旦は圏外に去っても年末の賞レースで注目されるなどして再び返り咲いた曲などが中心でしたが、2010年代後半からは、ベスト20圏内に50週以上、中には100週近く留まる曲が数多く出現したことで、単純に週ごとの得点の積み上げである当チャートでは、これらの曲の得点が軒並み高くなってしまいました。
本当に肌感覚でも大ヒットした感のある曲であれば何ら問題はないのですが、中には「本当にこんなにヒットしたのか?」と疑問を抱きたくなるような曲も含まれていました。私の精度の低いアンテナに引っかからなかっただけと言えばそれまでですが、それでももう少し何とかならないものかと、一度は作ったチャートを消去して、もう一度ゼロから構成し直すという作業を、これまで何度か繰り返しています。
実はまだその作業中であり、それらが完成に至っていない段階でチャートを公開するのは如何なものかとも思ったのですが、自分の年齢等も考えて、出来ているところまでだけでも公開しようという気持ちになりました。
いずれにしても、こんなにも手間暇をかけて、何の役にも立たないものを作っているのは、ただ単に、「時代を超えて同じ物差しでヒット規模を測りたい」という欲求から来ているものです。当たり前ですが、これらのチャートデータに統計的なエビデンスはありませんし、正確性を保証するものでもありません。あくまで個人の趣味の範囲で作成したものであることをご理解の上、ご覧頂ければ幸いです。
なお、当チャート作成に当たっては、主として以下のデータソースを参考にさせて頂いておりますので、感謝を込めて以下に列記します。
- 1965~1967年 ミュージックマンスリー(月刊ミュジック社)、朝日・毎日・読売新聞各紙、月刊平凡(平凡出版社)、月刊明星(集英社)
- 1968~1977年コンフィデンス週間シングルHOT100(オリジナルコンフィデンス社)
- 1978~1987年コンフィデンス(オリコン)週間シングルHOT100、ザ・ベストテン(TBS)
- 1988~2004年オリコン週間シングルHOT100、ラジオリクエスト
- 2005~2007年オリコン週間シングルランキング、ラジオリクエスト、着うたランキング
- 2008~2017年オリコン週間シングルランキング、着うたフルランキング、Billboard Japan Hot100(阪神コンテンツリンク社)
- 2018~オリコン週間シングルランキング、Billboard Japan Music Charts(Download Songs、Streaming Songs)
表の見方
- 順位
- その週の順位です。★は1位を獲得した曲の印です。
- 動き
- NEW(朱)は初登場、再(藍)は再登場、矢印は先週からの動きです(↗上昇・↘下降・→変動なし)。
- 先週・2週前・3週前
- それぞれの週の順位です。「-」は圏外を表します。
- 累計得点
- 週ごとの得点の累計です。週ごとの得点は原則として1位を50点とし、順位が下がる毎に得点も下がっていきます。なお、得点配分については…企業秘密です(笑)。
- 最高位
- これまでの最高順位です。
- 週数
- 20位圏内にチャートインした累計週数です。
ほかの年も順次公開していきます。